バックパック一つ背負って冒険したい!
バックパッカーの第一歩を踏み出したい皆さん、ぜひトライしてください。
けれどバックパック旅には少しの危険もつきもの。しっかり注意をすることで、旅を安心で実りあるものにしてほしい!初めてのバックパッカーが気を付けたい事とこれを持っていくと便利という5品をご紹介します。
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ホステル街を事前にチェックしておくと安心
バックパッカーへの第一歩。
ホステル、ゲストハウスに泊まりたい!ドミトリーのベッドに泊まるスタイルのホステルでは、たくさんの国から来たバックパッカーたちと出会えたり、フレンドリーなスタッフたちが観光情報を教えてくれたりするので、とても便利な場所です。
そしてなにより安い!国や地域にもよりますが、場所によっては一日500円~1,000円前後で朝食付を利用できるところもあります。
しかし、スケジュールもルーズなバックパック旅でも当日に泊まる場所を探すのはビギナーにとっては至難の業。
地元の人に聞いてまわったり迷子になるのも旅の楽しみ方ですが、はじめはしっかり情報を仕入れてから行きましょう。
どの都市にもほぼ必ずホステルがたくさん集まっている通りやホステル街とよばれる場所があります。
事前にその場所だけを調べておくと、当日にホステルを探すという体験をしながらも安心して現地に向かうことができます。
安さを求めすぎない!安すぎるものには裏があるので注意
少ない予算でバックパックをもって旅するのがバックパッカーですが、はじめから値段を下げすぎるとちょっと危ないかも。
泊まる場所や移動手段など、とにかく安さを求めるのも大事ですが、値段が安いと安全性も下がってしまいます。
例えばホステルのセキュリティがしっかりしておらず盗難にあってしまったり、交通機関の管理がずさんで乗るはずだったバスや電車に乗せてもらえなかったり、多く料金を払わされたり、なんてことも。
また、食べ物に関してもとにかく安くすませたいとあまり食べないと、バックパッカーに欠かせない危機管理能力やとっさの判断力が鈍ってしまいます。
かつかつの旅がしてみたい!なんていう人もいるかもしれませんが、限界までいかなくとも普通の旅行より安く冒険に満ちた旅をすることは可能です。
初めてのときだけでも、値段に縛られず安全性を考えましょう。

パスポート、貴重品はバックパックに入れてはダメ
バックパッカーといっても、本当にバックパックだけで旅行に行くわけにはいきません。
前後に大きなリュックを背負って世界一周!なんていうイメージもあるかもしれませんが、それもまた一歩先の話です。
試しにパックパックで一、二週間なんていうトライアルも可能です。そんな時、荷物もそんなに多くないしバックパックだけでいいや、なんてことになるかも。
しかし、必ずサイドバックを持っていきましょう。そしてパスポート、お金など貴重品は絶対にバックパックには入れず、サイドバックに入れて携帯しましょう。
というのも、バックパックは大きく、背負ったときに自分の背後で何が起きているのか管理が行き届きません。
また、多くのバックパックは布製のため、カッターやナイフで切ろうと思えば切られてしまいます。それは、スリなどの標的になりかねないと言うことです。
また、観光中などにバックをホステルなどに預けることもあるでしょう。
そんな時、貴重品は手元にと思ってもすぐにバックパックから探し物をするのは難しいですし、そのまま置いていってしまうのも危険です。

初めてだけど新しい靴ではなく履きなれた靴を
はじめてのバックパッカー、装備品を新しくそろえたい!もちろん、バックパックは買いましょう。
でも、靴を買うのはちょっと危ないかも。というのも、バックパッカーはたくさん歩きます。
タクシー代を浮かすため、安くておいしいご飯を食べるため、とにかく歩きます。
また、重い荷物を持っているので足にはたくさんの負担がかかってしまいます。だからこそ新しい靴をと思うかもしれませんが、もしスニーカーを一足でも持っていて、履きなれているのであればそちらを持っていくことをおすすめします。
日本にいてもそうですが、新しい靴ははじめのころあたってしまい慣れるまでちょっと痛いなんてこともありますよね。
慣れるまで少しずつ履きならせるなら良いですが、旅行中に靴があたるというのはかなり痛手です。バックパック旅のお供は履きなれた靴から選びましょう。
初めてのバックパック旅には夏がおすすめ
バックパック一つに何日分もの荷物を詰め込むのはなかなか大変です。
必要そうなものをすべて入れてみたらぱんぱんになってしまったなんてことも。
しかし初めてのバックパッカー、不安を解消するためにも荷物を極限まで減らさなくても大丈夫です。
そこでおすすめの季節が夏。セーターや防寒具を持っていく必要がなく必然的に荷物が減るので、バックパックにも比較的余裕がでます。
また、ホステルなどの安宿では、夏用の扇風機はあるけど暖房はない、また一年中水のシャワーしかでない、なんてところもよくあります。
これらの観点からも夏のほうが快適に過ごせます。
バックパックで海外旅行 あると便利なもの5選
予算や荷物が少ないバックパック旅だからこそ、持っていくものは本当に必要で便利なものを選びたいですよね。
バックパッカーが初めての人にも、やったことはあるけどもっと極めたいという人にも。
気づかなかった、あると便利なもの五つを紹介します。ぜひこれらの便利グッズを携えて旅に出てみましょう。
ロッカーや荷物には鍵をかけてしっかり防犯対策
荷物を預けるとき、部屋において出かけるとき、バックパックには必ず鍵をかけましょう。
もともと附属の鍵がないというバックも多いので自分で用意する必要があります。
ホステルにおいて出かけるときは、バックパックごととられないようにチェーン型の鍵やワイヤー錠をベッドの柱などに固定するのも策です。
また、ホステルにはほとんどの場合ロッカーがありますが、鍵はレンタルな場合もあれば、壊れていたりスタッフが合鍵を持っていて悪さをする場合もあります。
日本なら未だ安全な方ではありますが、海外に行けば信頼できるのは自分だけと思って常にマイ鍵を持っていると便利です。鍵はしっかりしたものが理想ですが、安いものでもいいのでとにかく取られたくないという意思を示すことが大切です。
ただ、いくら鍵をしていてもカッターなどでバックを引き裂かれてしまえば終わりですが、そんな時でも泥棒の工程を多くしておく工夫が重要です。
バックを引き裂かれた直ぐに貴重品があると簡単に持っていかれてしまうので、例えば畳んだタオルの中に分散させた現金を隠しておくとか、バックの中に更に袋がいくつもあって一見するとどれが貴重品であるか分からないようにしておき、その場で必要なものを一つずつ確認していかないと分からないような作りになっていれば、それだけ時間もかかkり、泥棒の心理的には余裕がなくなります。

洗濯グッズ
ホステルに泊まったことがある人はわかるかもしれませんが、洗濯機を貸してもらう時やランドリーに出してもらう時、お金がかかります。
また、自分の好きな時間にできないことも。そこで、自分で洗濯しちゃいましょう!
必要なのは洗濯用せっけんと洗濯ひも。
必要に応じて洗濯板も。お風呂場などで洗濯石鹸を使って手洗い、ベランダや部屋に洗濯ひもを張って干しましょう。
ちょっと面倒なんて思えますが、洗濯代が浮く上、バックパッカー生活がより味わえるかもしれません。

お勧め
- 洗濯せっけん
- 洗濯ひも
- 洗濯いた(収納に余裕があれば)
カラビナ
登山用品、またはおしゃれなアクセント?カラビナはバックパッカーにも便利なんです。
大きなバックパックに、靴や別のバックがぶら下がっている、なんていうのを見たことがあるかもしれません。
そう、荷物が増えたときに手をふさぐことなくバックパックににカラビナで装着することで、そのまま運べるのです。

すべて自分の手元に取り戻すために、カラビナでまとめて固定しましょう。
軽くてかさばらず速乾性に優れた手ぬぐい
荷物をなるべく減らしたいなかで特別かさばるのが、タオル類。
バスタオルやフェイスタオルといろいろ必要ですよね。そこでおすすめが手ぬぐい。
比較的安く入手でき、とても薄いので何枚あってもかさばらず、洗いやすく乾きも早いのが特徴です。
タオルと手ぬぐいの違いは、どちらも素材は綿なので変わりありませんが織り方が異なる為、吸水性に差があります。
吸水性だけでみれば圧倒的にタオルの方が優れ、ふかふかしており肌触りも勝ります。しかし、タオルはかさばるのが難点です。
バックパックはバック一つに必要最低限のものを詰めて旅行を楽しみますので、なるべく身軽な姿が理想ですね。手ぬぐいは吸水性に欠けますが、その分、何度か絞ればよいだけです。

バスタオルは薄いものを持っていくとして、その他の用途には手ぬぐいを利用してみては。
また、手ぬぐいは薄いのでいざという時に止血の道具として利用できます。
長持ちして携帯性にも優れ栄養補助食品にもなるお菓子
バックパック旅では予想していなかったバスの遅れ、安い屋台がすべて閉まっている、など食べ物が手に入りずらい状況に陥ることがあります。
ちょっと高そうなカフェやレストランに入るしか・・・という時に便利なのが携帯お菓子です。
栄養バーや保存食など持ち運びやすくて長持ちするものがベター。何かあったときでも小腹が空いたときでも、なにかと役にたつでしょう。
下記の栄養補助食品はエネルギー不足を補ったり、ビタミン、ミネラルを補えるので、小さく携帯性にも優れています。
お勧め
- SOYJOY
- カロリーメイト
- inバープロテイン
- 1本満足バー
- 毎日果実
まとめ
おさらい
- ホステル街は事前にチェックしておく
- 安いに越したことはないが、特に海外はリスクが伴うことを忘れずに警戒する
- パスポート、現金等の貴重品はバックパックの中に入れないようにする
- 履きなれた靴で旅をする
- バックパックにおすすめな時期は夏
- 防犯対策を怠らない
- おすすめアイテム(洗濯せっけん・ひも、カラビナ、手ぬぐい、携帯性に優れたお菓子)
バックパック一つで旅するバックパッカー。一人で旅することで身につく経験や知識、出会いを存分に味わい楽しんでください。
バックパック旅は基本一人なので最低限の準備はしっかり行い、楽しい旅に出掛けましょう!